【Apple Watch 9】SEを選ばなかった理由。Series 9を1年使ってわかった使い道。Apple Watch Series 9レビュー。

アップルウォッチレビューのタイトル画像 アップルウォッチ

Appleの最新スマートウォッチ、Apple Watch Series 9。

発売日に購入して、そろそろ1年が経過します。

初めてスマートウォッチを購入して思ったこと、この1年使ってみてわかった使い道、

SEをなぜ選ばなかったのか、ぶっちゃけ話についてご紹介します!

最後まで楽しんでお読みください!

〈この記事にはAmazonアフェリエイトリンクが使用されています〉

まずは結論。おしゃれな時計を買う気持ちで買えばOK

腕にアップルウォッチを着けている画像

Apple Watch Series 9はより実用的なApple Watchを買いたい人にオススメです!

この1年使い込んでみて思ったこととして、メイン機能は時間がわかること。スマートウォッチはサブ機能だと思いました。それを知った上で、Apple Watchはおしゃれだから欲しい!と思う人は購入するべきでしょう。

また、フィットネスに活用したり、睡眠の質を調べたり、脈拍に異変があれば通報してくれたり、健康志向的な考えがかなり向上しました!流石Apple。フィットネス系アプリの充実度はスマートウォッチの中でも最高傑作です。この記事では実際に使っているフィットネス系アプリの活用事例もご紹介します。

更に、SEにはない機能が盛り沢山。今回なぜSEではなく、1.5倍の値段するSeries 9を選んだのか、その理由についてもご紹介します。

SEを選ばななかった理由。SEを使っていた経験。

SEとSeries 9の値段比較

なぜSEを選ばずに、25,000円も高いSeries 9を選んだのか

最大の理由は常時点灯できるからです。

実は、今から2年前、現行モデルのApple Watch SEが登場した時に、SEを購入した経験がありました。

当時からApple Watchが漠然と欲しい思いがあり、何に使うかもわからず購入。

SEを使ってみて驚いたのが、意識的に腕を上げないと時間がわからないということ。

Apple Watchのジャイロセンサが素晴らしいこと、慣れたらそんな事無いこともわかっているのですが、

やっぱり、画面を付ける!という事を意識をして腕を上げないといけない感じ。この意識が抜けることはありませんでした。

腕を下げているとき、急いでる時、自転車に乗っている時、普通の時計ならパッと時計の方向に目をやると分かる時間が、SEの画面は真っ暗。時間ががわからない経験がたくさんありました。

自分でも驚いたのが、3日後には1秒もSEを着けない時間ができたこと。あんなにウキウキして開封したのに、時計としての実用性のなさに、無意識に着けないという選択をしていました。

結局、Appleの14日以内の返品保証を使って返品。時計+スマートウォッチならではの機能に惹かれて購入したのに、時計として普通に使えないとなると、ガッカリ。それからしばらく、Apple Watchは実用性が無くいらないという意識で過ごすことになりました。

SEを選ばない理由:画面常時点灯

アップルウォッチの常時点灯画面

やっぱり時計として使うならこれです。

SEにはない機能の代表例として、画面常時点灯機能があります。

腕を下げていてもOK、自転車に乗っていてハンドルから腕を上げなくてもOK、ちらっと時計を見るだけで時間がわかります。さり気なく時間を確認できるのは大きなメリットです。これが本来の時計としての在り方なのではないでしょうか?

バッテリーが消耗してしまうのではないか!と思う方ががたくさんいるとおもいます。使ってみると驚くことに、会社に行く朝7時から帰宅した夜19時前まで、常時点灯オンの状態でもバッテリー残量が65%を切ることはありませんでした。

神経質な私は、購入してからバッテリーが減っていないか?しばしば見ることがありました。しかし、しばらく使ってみて、丸一日使っても65%以下になることがないことが判明。それからはバッテリー残量を意識することがなくなりました。それは一年使った現在も変わっていません。

SEを選ばない理由:高速充電

充電時間を比較している画像、Series 9は高速充電、SEは高速充電非対応
左がSeries 9、右がSE

朝起きて充電、家を出る頃には100%

私がApple Watchを充電する時間は”起床〜出発”と”帰宅〜お風呂”の時間だけです。

本当にこれだけで充電完了。どちらも時間はだいたい30分くらいです。寝て起きるまで、家出る前から帰ってくるまではずっとつけっぱなしです。それでも充電が65%切るタイミングはありません。

SEにはない高速充電機能があります。SEは5Wの充電速度ですが、Series 9は18W。

SEでは0%→100%までにかかる時間は2.5時間と言われています。5W充電はかなり前のスマホの充電速度と一緒。USB充電では最低必要限度のワット数です。

Series 9は0%→100%までにかかる時間は1時間と言われています。Apple公式数値では80%までに45分。Apple Watchは端子を刺して充電するタイプではなく、ピタッとくっつけるタイプ(Qi充電)。そのなかでも18wという数値はとても早い速度です。そもそも0%になることがないので、30分もあれば充電は満タンになっています。

時計って電池を交換することなんてほとんどありませんよね? 私が使っていた時計はソーラータイプなので、そもそも交換する必要がない。機械式時計も同じですね。それらと同じではありませんが、そのレベルでバッテリーを気に必要がないのがSeries 9。

充電する場所を身近に確保しておいて、パッ置いて置くだけで、知らぬ間に充電が完了しています。こういう点でもより実用的な時計として購入する事ができます。

SEを選ばない理由:デザインが好き

縁が少ないSeries 9、右は縁が太めなSE
左がSeries 9、右がSE

やっぱりデザイン性もSeries 9の方が好き。

こうしてみると画面の大きさは一目瞭然です。小さい筐体に大きな画面。必然と文字盤も大きくなり、時間も見やすくなります。

また操作性もより快適。特に地図などの細かい文字や画面を見る時には、その違いが表れます。せっかくiPhoneを取り出さずに使える機能が多いのに、結局見えにくい理由で使わなくなったのがSE。Series 9は後述しますが、画面が大きいことから、キーボード入力もできます。

SEの太い縁がなんだか気に入らないんです。そもそも小さいのに、更に画面が小さくなっているイメージ。地図を表示して歩くこともしばしばありますので、Series 9の大きな画面はとても見やすいです!

操作してる時のアニメーションもの美しさもより目立つので、デザイン性についてもSeries 9の方が好きだなぁと個人的に思います。

SEを選ばない理由:キーボード入力ができる

Series 9でキーボード入力をしている画像
SEにはないキーボード入力もできる。

Series 9ではキーボードで文字入力できます。

LINEの通知が来てもデフォルトでは冷ための返信ばっかり。もちろん返信の種類は変更できますが、iPhoneのLINEアプリでのみ変更可能です。

また、手書きのジェスチャー文字や音声入力もできましたが、静かな場所や公共の場で音声入力は難しい。ジェスチャー文字は一文字入力するのに3秒くらいかかります。スマートフォンの様に文字入力をするのが難しかったです。

SEもキーボード入力はできません。ジェスチャー文字か、音声入力か、iPhoneを取り出すか、返信をするにはどれか選ぶ必要がありました。

しかしSeries 9ではキーボードが使えます!打ちづらさは多少ありますが、見た目以上に正確に文字が打てる。打つ時に若干文字が大きくなるので、案外打ちやすいですよ。

それも流石Apple。ユーザー辞書で保存した文字はiPhoneと同じ様に変換されます。絵文字もしっかり同期されていますので、相手から見たらApple Watchから入力したとは思えません。

こういった新しい機能を心配なく使えるのがSeries 9の魅力。今年9月にくるアップデートもSEの機能制限なしで使えるようになるので、新しいApple Watchが登場しても、最新機種を触っている感覚になることもできます。

Apple Watchの使い道

続いて、この1年使い込んでわかったApple Watchの使い道について紹介します。

使い道ランキング1位:目覚まし

この1年一番使ったのは、目覚まし機能です。

この機能は、ただのアラームとは違って、手首での振動により優しく目を覚まさせてくれます。公共の場所や他の人に迷惑をかけることなく目覚められるのが特徴です。

アラームってうるさいですよね。そもそもうるさいのに、朝からあんなうるさい音聞いて起きるって、普通にストレス。Apple Watchなら誰かに手を揺すってもらうような感覚で起きることができるので、アラームを早く止めなきゃ!と焦ることもありません。

よく使うのは電車やバスでの移動時間。目的地までの時間を設定することで、今どこにいるか、気を使わず寝ることができます。

また、会社での昼寝にも使えます。休憩おわり1分前に設定しておくことで、あと◯分で起きなきゃ!という意識なく、安心して寝ることができるようになりました。

使い道ランキング2位:通知を確認

Apple WatchがあればiPhoneを取り出さずに通知が確認できます。

通勤中や、両手が塞がっている状況で、iPhoneを取り出さずに通知が確認できることで、今緊急で返事しないといけない内容か、あとで返事しても良い内容か、とりあえずの通知確認ができることはとても便利でした。

通知のカスタマイズも可能で、特定のアプリや連絡先からの通知を優先的に表示するよう設定できます。デジタルデトックス的なことも可能になり、本当に必要な情報だけに集中することができます。

個人的には電話に絶対気がつくようになったことがApple Watchを着けていて良かったことでした。そもそも振動に気が付かないとき、iPhoneを置いていて気が付かない時、マナーモードにしているとき、手首で振動することで、ほぼ確実に気がつく事ができます。

使い道ランキング3位:睡眠の質を計測

続いては睡眠の質を測ることができる機能です。

この1年間、ほぼ毎日Apple Watchを着けて寝ていました。すると、自分にとって最適な睡眠時間やどれだけ深く眠れているか、睡眠パターンを見ることができました。

例えばお酒を飲んで寝た日。この日は浅い眠りだったことがわかったり、逆にサウナに入った日。この日はとても良く眠れているなと思ったり、睡眠前に何が良くて何がダメなのか、今の睡眠を改善するのにとても役に立ちました。

またApple Watchがあれば睡眠スケジュールを立てることができます。就寝時間と起床時間を設定し、一定のリズムを維持し、質の高い睡眠を促すことができるようになりました。

まとめ

Appleの最新スマートウォッチ、Apple Watch Series 9を1年間使用してみた結果、このデバイスはデザイン性と実用性の両方を兼ね備えた優れた選択肢であることがわかりました。以下では、購入の決め手となったポイントや、1年間の使用経験から得た使い道についてご紹介します。

1. なぜApple Watch SEではなくSeries 9を選んだのか

Apple Watch Series 9を選んだ最大の理由は、画面の常時点灯機能です。SEモデルでは、腕を上げなければ時間が確認できず、特に急いでいる時や運転中などで不便に感じることが多くありました。その点、Series 9でさりげなくみるだけでもOK。時計本来の役割をしっかり果たしてくれます。

さらに、Series 9は高速充電に対応しており、忙しい朝の時間でも短時間でフル充電が可能です。また、デザイン面でもSEよりも優れており、文字盤が大きく操作性も良好です。機能とデザインのバランスが、より実用的なスマートウォッチを求めるユーザーにとって大きな魅力となりました。

2. Apple Watch Series 9の使い道

この1年間で特に活用したのが、以下の3つの機能です。

  • 目覚まし機能: 手首の振動で静かに目覚めることができ、ストレスの少ない朝を迎えることができます。特に公共の場や他の人に迷惑をかけずに起きられる点が便利です。
  • 通知の確認: 通勤中や手がふさがっている時でも、iPhoneを取り出さずに通知を確認できます。必要な情報だけに集中でき、デジタルデトックスにも役立ちます。
  • 睡眠の質を測定: 睡眠の質を定期的にチェックでき、自分にとって最適な睡眠パターンを見つけるのに役立ちました。特にサウナやお酒の影響など、睡眠環境の改善にも役立っています。

3. 総評

Apple Watch Series 9は、デザイン性と実用性を兼ね備えたスマートウォッチです。時計としての基本的な機能に加え、フィットネスや健康管理、通知管理など、日常生活における多様なニーズに応えてくれます。特に、常時点灯や高速充電といった機能が充実しており、Apple Watchを時計以上のものとして活用したい方にとって非常に満足のいく製品となるでしょう。

もし、ファッション性と実用性を兼ね備えたスマートウォッチを探しているのであれば、Apple Watch Series 9は間違いなくおすすめです。

とりあえずアップルウォッチがほしいんだ!という方はSEでも問題ないと思いますが、やっぱりテンションが挙がるのはSeries 9だと思いますよ!

この記事がアップルウォッチを選ぶ材料になると光栄です!

最後までお読みいただきありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました