朝8時、大阪駅神戸線。
普段からIIJmioを使う筆者ですが、この度LINEMOに乗り換えてみました。
検証期間は2024年8月上旬!かなり最新の情報になります!
大阪駅〜神戸駅での
IIJmioとLINEMOの通信速度、安定性、値段比較についてまとめてみました!
ぜひ最後までお読みください!
まずは結論から。LINEMOの勝利。IIJmioは・・・。
圧倒的にLINEMOの方が早いです。今回検証に利用したサイトはUSENスピードテスト。ボタン一つで簡単にインターネット速度を測定できるサイトです。使用端末は5G対応のiPhone 12です。
速度測定の結果、ダウンロード、アップロード、PING、JITTER全てにおいてLINEMOの勝利。
早速ですが、測定結果から提示しましょう。
測定場所は大阪駅3番のりば、時間は朝8時前です。
IIJmioの測定結果↓
LINEMOの測定結果↓
3回測定した結果
それぞれ3回測定した結果を表に示します。
IIJmio↓
IIJmio | ダウンロード(Mbps) | アップロード(Mbps) | PING(ms) | JITTER(ms) |
1回目 | 14.29 | 3.51 | 46 | 12 |
2回目 | 15.36 | 4.99 | 41 | 7 |
3回目 | 16.17 | 3.58 | 38 | 9 |
平均 | 15.27 | 4.02 | 41 | 9 |
LINEMO↓
LINEMO | ダウンロード(Mbps) | アップロード(Mbps) | PING(ms) | JITTER(ms) |
1回目 | 68.17 | 17.47 | 25 | 3 |
2回目 | 84.65 | 17.33 | 26 | 4 |
3回目 | 73.24 | 16.99 | 24 | 3 |
平均 | 75.35 | 17.26 | 24 | 3 |
流石というか当たり前というか、LINEMOはソフトバンク専用の回線を利用している為、速度の安定性は抜群、遅いなぁと感じることは一切ありませんでした。5Gも自動的に選択されています。
一方、IIJmio(docomo回線)は他社の回線を借りている、MVNO回線。IIJmioが大手キャリアから一部回線を借りて、その回線だけで(IIJmioを契約した)みんなが通信しているイメージです。MVNO回線自体が低速な上に、人が集まる時間帯となると通信速度は低下してしまいます。IIJmioの設定では5G回線をオンにしていますが、4G回線に接続されました。
ヤフーのホームページをウェブサーフィンしてみたところ、IIJmioは読み込みがかかってからの表示だったのに対し、LINEMOは即表示されるなど、使用感にも違いがある速度でした。
補足:IIJmioの5Gについて
IIJmioの5Gオプションは無料で利用可能なのですが、対応エリアに関しては詳細に記載されていませんでした。
とにかく、docomo回線を利用している場合はdocomoの5G利用可能エリア、au回線を利用している場合はauの5G利用可能エリアに準じるよ!ということらしいです。
今回はdocomo回線のIIJmio。docomoのサービスエリアマップを見てみると、大阪駅は5G対応エリアにどっぷり浸かってます。なんなら5Gの瞬速エリアのようです。[docomoサービスエリアマップ]
たまーに5Gに接続されることがあり、その都度通信速度を図っていたことがありますが、爆速だ!と思った経験はありませんでした。というか、次の瞬間に4Gに切り替わったり、安定感はなかったです。
YouTube、ゲーム、Xなどは使える??
IIJmioは回線が悪いように感じますが、YouTubeやゲーム、Xなどのウェブサーフィンの快適性についてはどうなのでしょうか?
結論から言うと、ぎりぎり大丈夫です。
実際にUSEN スピードテストではこのように測定されました。
YouTube自体がとても軽量の為、実は快適に視聴できます。
実際にYouTubeを視聴してみたところ、動画の再生はギリOK。コメントと関連動画には読み込み時間がかかっていました。たまーにですが、コメントと関連動画の読み込みに時間がかかりすぎて、動画の再生が詰まることもありました。少し待てば動くというイメージ。
オンラインゲームなどのリアルタイムでの速度が必要なゲームは、快適ではありません。対戦ゲームやリアルタイム通信をするゲームだとストレスを感じてしまう場面があると思います。
また、XやInstagramなどのSNSでは、少し待てば画像が表示される程度の通信速度でした。
テキストは即表示されますが、画像の読み込みは1〜2秒あるイメージ。パッ、パッ、パッと順番に表示されます。画像の方がデータが重くなっている時代でもあるので、実はYouTube見るよりXやInstagramを見るほうが回線速度を必要とする場合があります。
LINEMOは全てにおいて快適。
YouTube、X、Instagram、何を使っても支障なく利用できました。
通勤時、通信速度が必要なことをする人にはLINEMOをオススメします。
しかし最近では事前にダウンロードしてオフライン再生ができるアプリが増えています。毎日YouTubeやTikTokを見て通勤・通学しているととどう考えてもギガ数は持ちません。
筆者も毎朝ちょこちょこダウンロードボタンを押すルーティンができており、通勤中は意外とオフライン再生のみだったり。もしオフライン再生のヘビーユーザーならIIJmioでも問題ないかもしれませんよ。
大阪駅〜神戸駅まで、新快速に乗っている時は?
結論から言うと、IIJmioはほぼ通信できませんでした。
IIJmio(docomo回線)のエリアマップは”docomo公式のエリアマップと同じ”とIIJmioの公式サイトに記載されていますが、やっぱりMVNO回線。とても不安定です。
また、キャリア通信より電波をつかみにくいのかもしれません。スマートフォンの中ではかなり通信速度の速いiPhoneでもほぼ通信できない結果に。
特に駅付近で低速に。
IIJmioが低速になるのは、駅に近づいた時〜駅に止まっている時〜駅から離れようとしている時です。
いやほぼ全部やないかい!って感じですね笑
人が多い駅周辺ではほとんど通信ができませんでした。芦屋駅だけはまだ通信出来ましたが、尼崎駅、三宮駅付近では全く通信できませんでした。大阪駅〜神戸駅まで約30分間の中で、通信できない時間は約12分ありました。
大阪駅、神戸駅には滞在時間が長い為、その分回線を掴む時間があるから通信できたのかも。とにかく、電車に乗っている間はオフライン再生に縋るだけの時間でした。
何故LINEMOを選んだのか
LINEMOにはLINEギガフリーがついているからです。
神戸線、大阪駅〜神戸駅はどの区間もdocomo、au、SoftBankのエリアマップにしっかり入っています。
そこで、選択肢になったのは、docomoのahamo、auのpovo、SoftBankのLINEMOです。価格は以下の表に示します。
キャリア | データ容量 | データ容量無制限アプリ | 通話 | 料金(税込) |
ahamo | 20GB | なし | 5分無料 | 2,970円 |
povo | 20GB | なし | 30秒/22円 | 2,970円 |
LINEMO | 20GB | LINE | 5分無料 | 2,970円 |
IIJmio | 20GB | なし | 30秒/22円 | 1,980円 |
MVNO回線ではなく、キャリア回線なのでどれを使っても問題ないだろうということで、3キャリア比較。
すると、データ容量無制限アプリの有無の違いとして浮上したのがLINEMOでした。ahamo、povoはどのアプリを使ってもデータ容量がかかります。少しでも節約したいなと思い、LINEMOを選択。
8/1から使い始め、現在8/6。LINEMOではLINEと連携することによりトーク画面でのデータ量確認ができます。
節約容量は0.05GBでした笑
これはもうほぼ効果ないといっても大丈夫ですね。ただし、普段からよく写真や動画を送り合ったり、LINEビデオ通話を使う人にはとてもいいプランです。これからはビデオ通話してみようかな笑
また、povoにはない5分以内の通話無料がずっと付いています。※これは20GB以上の契約者のみなので、5GBもしくは10GBでOKという方は注意です!
しかしこうして表にしてみると、IIJmioは破格ですね笑 他キャリアより1,000円も安い! その分MVNO回線しか使えないというハンデも忘れないでください。
IIJmioはこんな人にオススメ
IIJmioは普段から移動が少ない人にオススメのキャリアです。
環状線内だけで生活が簡潔する人、通勤・通学時間が短い人にはとてもオススメ。神戸線だったり、京都線だったり、高速で移動する電車に頻繁に乗らないのであれば、通信速度によるストレスを感じることは少ないでしょう。
なにより、同じデータ容量で1,000円も安いんです。他キャリアと同じ料金(2,980円)で更に+10GBの30GBプランもあります。20GBとなると、節約を意識しないといけないので、他キャリアと同じ料金で30GBはやっぱり破格。
さらに、2024年9月2日までなら3ヶ月間は1,100円割引のようです!30GBで1,600円・・・ステマじゃないですよ!
もし自分の環境でIIJmioでも問題無いことを知りたいのなら、試しに1ヶ月契約してみるのも良いかもしれませんね。eSim対応スマホであれば、WiFiに接続しているだけで回線を通す事ができます。
LINEMOはこんな人にオススメ
LINEMOはストレスなく通信したい人にオススメのキャリアです。
神戸線や京都線、普段から移動量の多い生活をしている人にも安心してオススメできます。満員電車でも通信速度は問題なし。今使っている回線にもしストレスを感じているのなら、LINEMOをオススメします。
アハモとは違い、LINEギガフリーが付いているのがポイント。LINEでアルバム制作や、LINEビデオ通話を頻繁にする方にはとてもオススメのプランです。
さらに2024年7月からは他社からの乗り換えでPayPayポイント15,000円(相当)をプレゼントしてくれるようです!ステマじゃないですよ!新しい番号を契約しても6,000円相当をもらえるので、少しの期間は実質無料みたいなもんですね!
まとめ
まとめです!
結論
- LINEMOの圧勝:通信速度、安定性、使い勝手全てでLINEMOがIIJmioを上回りました。
通信速度と安定性
- 測定結果:
- 測定場所:大阪駅3番のりば、朝8時前
- 使用端末:5G対応のiPhone 12
- テストサイト:USENスピードテスト
- 結果:
- IIJmio:ダウンロード15.27Mbps、アップロード4.02Mbps、PING 19ms、JITTER 19ms
- LINEMO:ダウンロード75.35Mbps、アップロード17.26Mbps、PING 24ms、JITTER 24ms
- 総評:LINEMOはソフトバンク専用回線を使用しており、速度と安定性が非常に高い。一方、IIJmioはMVNO回線であり、特に混雑時には速度が低下します。
使用感
- ウェブサーフィン:
- IIJmio:読み込み時間が長く、遅さを感じる
- LINEMO:即表示で快適
- YouTubeやSNS:
- IIJmio:YouTubeの動画再生は可能だが、コメントや関連動画の読み込みに時間がかかる。SNSの画像表示も遅い。
- LINEMO:すべて快適に使用可能
通勤時の使用感
- 新快速(大阪駅〜神戸駅):
- IIJmio:通信が不安定で、特に駅付近で低速
- LINEMO:問題なく使用可能
乗り換え理由
- 選択理由:LINEMOはLINEギガフリーが付いているため、LINEのデータ使用が無料。また、5分以内の通話が無料。
- 価格比較:
- LINEMO:20GB、5分通話無料で2,970円(税込)
- IIJmio:20GB、30秒/22円の通話料で1,980円(税込)
結論
- IIJmioは、移動が少ない人や、通信速度に大きな要求がない人におすすめ。特に、価格重視のユーザー向け。
- LINEMOは、頻繁に移動し、快適な通信を求める人におすすめ。特に、LINEの利用頻度が高い人向け
以上で神戸線におけるIIJmio vs LINEMOを終わります。
この記事が参考になれば幸いです!
最後までお読みいただきありがとうございます。